
松代大本営 〜地下壕が語りかけるもの〜
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一億層玉砕が叫ばれる中、
移転計画を進めていた軍の最高司令部...
平和を求め調査を続ける高校生
平和を祈りいま真実を明かす証言者
松代大本営から平和を問う初の映像化作品

DVD/16:9/ステレオ/カラー/複製不能/本編31分/映像特典61分
制作・著作:2012松代大本営映画製作委員会
プロデューサー:臼田 宏
監督:野沢和之
撮影:堀田泰寛
極秘計画が謎のベールに包んだ松代大本営
平和を祈り、はじめての証言
松代大本営から戦争とは何かを問う
地域の歴史を活かした平和教育の取り組み
証言からよみがえる建設従事者の暮らしぶり
30分の本編と1時間の証言映像
本編「松代大本営~地下壕が語りかけるのもの」
特典映像「証言者が語る松代大本営」
日本でも有数の大きさを誇る戦争遺跡の一つが、この作品で取り上げている大本営予定松代地下壕群、通称「松代大本営」です。太平洋戦争末期、日本政府の中枢が東京から移転を計画するという重要なもので極秘に進められていたため、戦後も調査・研究が進まず、証言する人もなかなか現れませんでした。
しかし今回、建設に携わった方、建設のため自宅や農地を接収された方等の証言を得ることに成功。アメリカ軍が撮影した当時の貴重なフィルム、さらに特別な許可を得て今回いまも残る天皇の御座所の撮影を行いました。
作品では、地下壕群の紹介とともに、当時の日本の置かれていた状況を貴重な記録映像を使いながら紹介し、松代大本営建設のいきさつ、工事の実態を伝えるとともに、その建設がもたらした庶民の苦しみを伝えています。戦争とは何かを問い、平和を求める貴重な資料となっています。
松代大本営は1990年から一部公開されています。戦後、なかなか真実が明らかにされない中、 1985年から地元・長野俊英高校の郷土研究班が調査を開始。市民ともに公開を求めたのがきつかけです。高校生たちの活動は代々引き継がれ、現在も新資料の発見などに大きな功績を残しています。また壕内を訪れる人たちへの案内をボランティアで積極的に行つています。
作品では壕内を高校生たちが案内する姿を通して解説を加えています。自分たちの住む地域の歴史から平和を学び伝える高校生の姿は、平和教育の一つとして高い評価を得ています。
今回、貴重な証言を得られたことで、建設に携わつた方々の暮らしぶりも紹介することができました。建設は日本国内及び朝鮮半島から動員された朝鮮人労働者が中心でした。そうした方々と日本人建設従事者との関係、生活をともにする飯場での関係などの証言も紹介し、日本とアジア諸国にいまなお暗い陰を落とす第二次世界大戦の資料としてもご活用頂けます。
松代大本営の概要をまとめた紹介映像です。
当時の日本の状況と大本営建設の経緯がまとめられています。
訪れる際の事前教育に小・中・高校でも活用されています。
本編にも登場する4人の証言者のインタビューをまとめたものです。様々な形で松代大本営の建設を目の当たりにした人々の生の声を収録した貴重な記録です。