
インターネットと個人情報
自分自身を守るポイント
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DVD/カラー/中学生・高校生向け/約20分/2017年社会教育DVD
中学生・高校生向け
【監修】
草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会 常務理事:吉岡良平
文部科学省選定

スマートフォンやゲーム機で、子どもが簡単にインターネットヘアクセスできる時代-。昔では考えられなかったような事件に、子どもが巻き込まれる可能性が増えてきました。
その背景にあるのが、"個人情報の漏洩"です。
こうした中で、今、子どもにも正しく個人情報への意識を持たせることが重要になってきているのです。
パソコンやスマートフォンの使用が一般的になった現在、10代の子どもたちもインターネットを利用し、あらゆる情報を得たり、コミュニケーションを楽しんだりしています。インターネット上では莫大な個人情報が行き交っていますが、子どもたちの多くは、個人情報を守ることを認識しないまま、無防備にネットを利用していることが少なくありません。
そこで、中学生・高校生向けに、「IDやパスワードとは何か」「個人情報がどんな手口で他人に知られてしまうのか」「個人情報が悪用されることでどのようなダメージを招くのか」を具体的に紹介します。そして、個人情報漏洩の予防法・対処法についても示します。また、新しい個人情報であるマイナンバーについても、基本的なことを解説します。
IDとパスワードとは
愛さんの友だちの真理さんは、IDとパスワードを使って愛さんになりすまし、友だちの悪口や、個人情報を次々と書き込んだ。このような真理さんの行為は「不正アクセス禁止法」違反となり、逮捕されることがある。こうした違反は、14歳〜19歳が全体の3割を占めている。どんな相手でも、IDやパスワードを教えてはいけない。
情報を盗むネットの罠
ある写真加工アプリをダウンロードした大也さん。実はこれは不正アプリで、スマホの中の個人情報を抜き取り、悪い人に送信していたのだ。それによって、許欺メールが届いたり、SNSに覚えのないことを書き込まれたりしてしまった。アプリをダウンロードしたいときは、必ず公式のサイトで行い、そのアプリが不正なものではないか、情報収集も心掛けよう。
マイナンバーとは
マイナンバーカードを手にした愛さんは、嬉しさのあまり、カードの写真をSNSに投稿した。しかし、マイナンバーは大切な個人情報なので、絶対に他人に知らせてはいけない。
エンディング
軽い気持ちで自分のパスワードやマイナンバーを他人に知らせると、取り返しのつかないことになる。また知らない間に個人情報を抜き取られることもある。インターネットを安全に使うにはどうすればいいのか、一人一人が考えていこう。
【監修】草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会 常務理事:吉岡良平
【企画・制作統括】高木裕己
【脚本・演出】川崎けい子
【撮影】金山芳和/照屋真治
【イラスト・CG】正者章子
【ナレーター】ミルノ純/大迫あゆみ
【コーディネーター】斎藤晃顕